ツヨシとミナミ

8月も終るころ、生後2か月の子猫2匹が家にやってきた。まさしくまめ台風なみでした。

いきさつは散歩のご夫婦が見つけたスーパーの袋、その中には2匹のネコが入っていたのです。公園の餌やりさんから連絡が入り探しに出かけたのですが見つからず、草むらを探していると長い草の陰に寄り添うように目も開いていないノミだらけの子猫がうずくまっていました。夕方とはいえこの暑い中に人間の手によって放置されたこの子を何故か見捨てられなかったのは、後に段々と解ってきた運命だったのかもしれない。
この時は理解できなかったのですが、自転車のカゴに入れ込んでいちもくさんに家路に向かった行動は自然でありました。

ミルクを買い子猫用の食事を与えても、あまりよくならないので動物病院に出かけ「鼻炎のネコウイルス性風邪」にかかっていたことが判明した。寝る間をおしんで薬との格闘。メスのミナミは3日目には元気になりよく食事をしていたが、オスのツヨシは動かないし食事もなめる程度だった。病院で先天性心臓弁膜症であることが判明し、長くは生きられないと言われた時はどうしたらこの子が楽になるのかを考えてしまった。
薬を与え続けるとだんだんと元気になりご飯もミナミと争うように食べ始めたが、息づかいは荒くて辛そうだった。2匹でじゃれて遊ぶ姿は本当に可愛くていとおしいの一言でありました。

思うに人間に慣れた野良猫らしく、このあたりでは6月に姿を消した「ほこちゃん」の子供ではないかと考えました。顔や模様・しっぽまでお母さんそっくりで、ほこちゃんが産む前に何故か急にうちん家に来てくつろいでいた姿を思いだしました。あれからほこちゃんをずいぶん探したのですが見つからないまま子供をめぐりめぐってたどり着いた私にたくしたのかもしれませんね。

保護して2週間足らずしてツヨシは亡くなりました。レントゲンや超音波で見るとよくここまで頑張って生きていてくれたと思うほど病状は悪かったのでした。「ツヨシ ありがとう 頑張ったね。」 泣けて泣けて涙が止まりませんでした。

マユゲがあり背中にクマさんが乗っかっている可愛かったツヨシ
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子猫のミナミは里親さんが見つかり幸せになったと思っていたのですが、先日、里親先を脱出して公園で12時間他のネコに追われ、カラスに追われながらも、またしてもいろんな人からの情報が入って運命的にも私の元へ帰ってきました。きっと、ツヨシに会いたかったのでしょうね。「ミナミ」と呼ぶと落ち葉の中からノドをごろごろと言わせて寄ってきた姿は、とても叱れない姿でありました。
また元気になったら里親さん家で可愛がってもらえるといいね。ツヨシの分も幸せになって欲しいです。
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おてんばのミナミ

くぅちゃんは突然の侵入者に困惑して2日も家出状態・・「ごめんね くぅちゃん。」

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亡くなる数時間前はハーハーと息が荒くなりながらもずっと外を見つめていたツヨシ



 
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by mai231me | 2012-09-10 17:42 | ねこ | Trackback